
これも、黒板を頂いた先輩先生から頂いた飴の缶です。十年は使ってます。物持ちいい〜。
これにいつもぎっしり飴を入れて、レッスンに来た子供たちにあげます。最初は、きちんと練習してきた子はごほうびで二つ、それなりしかやってなかった子はひとつ、という事にしてたのですが、いつの頃からかみんな二つずつになってました。
さらに子供って面白いもので、なんとかしてもうひとつふたつ多くもらおうとして、いろいろな事を言います。
1番多いのが
「お母さん(お兄さんや妹の場合もある)にあげたいからもうひとつちょうだい。」
まあ飴ぐらいひとつ二つ多くあげてもいいんですが、面白いからわざと
「あなたが貰う二つの中のひとつをあげればいいじゃん。」
などと言ってみます。すると本気で
「でも、これ両方とも私大好きだからあげたくないんだもん。」
と悩んだりして、なかなかかわいいです。
次に多いのは、今回自分がいかに頑張ったかを主張して、もうひとつもらおうとしたりするパターン。
「私、この前のピアノ来た次の日から熱出たの。」
「え〜それは大変だったね」
「学校も休んでね・・」
「そうなの?」
「今日もまだ薬飲んでて、喉も痛くて(咳こんだりする)。」
ここまでやられると、じゃあ喉飴がわりにもひとついかが?と言ってしまいますね。
ごくごく稀ですが
「今日は練習してなかったから、飴はいいや・・」
と言う子がいたりします。それはそれで、なんだかかわいそうになっちゃう私で
「でも、みんなが遊んでる時に、あなたは頑張ってここまで来たでしょ。今日はそれだけでもえらかったと思うよ。」
なんて言います。するとその子はけろっと
「それもそうだね!じゃあ貰ってく!」
なんて言っちゃったりして・・。
練習終わってから飴をあげて帰るまで。その間でも面白い子供行動がたくさん見られます。