
前にも書きましたが、いくらピアノが好きでも、まだまだ小さいこどもたちに、目的意識を持たせて練習させるのはホントに大変なことです。親もストレス貯まりますよね〜。
ごく稀に、自分から進んで練習する、という天使みたいな子がいます。ほんと稀ですが。
我がピアノ教室には、Kちゃんという女の子がいます。小学4年生。小学2年からピアノを始めました。今はブルクミュラーのかわいらしい小曲を弾いています。始めたのが少し遅い気がしますが、ある程度成長してから自分の意思で始めたピアノなので、お母さんが特に何も言わなくても、自分で一日中空いた時間を見つけては練習しているようです。
うらやましい〜。
こういうお子さんは、今まで何年も、(またさばをよんでしまった)10何年も教えてきた私も、あまり見た事ありません。
じゃあ普通の子はどうしたらいいか。
やっぱり、練習を習慣化、それしかありません。毎日する事にくっつける、といいましたが、毎日必ずする歯磨きなどをお休みしないように、ピアノも決して弾かない日を作らないようにするのです。
もちろん、1時間2時間の練習を毎日、とは言いません。この場合毎日弾くことに重点をおくので、たった5分でも、短い曲をただ一回でも、どーしても疲れた日は30秒でもいいんです。それでも必ずピアノには触る。
そのうち、やらないとなんか忘れた気分・・になったりします。
それに、毎日かかさず何かを続ける事ができたという事は、子供にとっても親にとっても大きな自信になりますね。
古い言葉だけど、継続は力、それをこどもたちに教えられたらなあ・・・と思います。